大暴落1929
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最近、インフルエンザが流行っている。
Aソ連型・・・
タミフルが効かない・・・
97%に効果がないとの結果だそうだ。
まるで、今の世界情勢のようだ。
金利を下げても、公的資本注入をしても・・・
バブル崩壊、株価暴落になると必ず読まれる、恐慌論の名著。
1955年に初版され、現在でも版を重ねているロングセラー本。
去年の9月に日経BPクラッシックとして再版され、12月で第7版まで増刷されている。
読んだ感想からする・・
現在と状況が違うので、一概に言えない部分があるが面白い。
読む価値はある本!
内容は、時系列的に株価が下がっていく様を書いている。
会社型投資信託ブームやレバレッジ投資・・・
今も形を変え、ヘッジファンドやレバレッジ投資・・・
当時も今も人間が考えることは大きく変わらない様が描かれている。
そして、アナウンスされる物は「一時的・・」とか「健全・・・」とかの言葉。
それも今と変わらない。
買い安心感と下落の不安感が交錯する中、徐々に下落に転じていった感じが見えてくる。
丁度、日本のバブル崩壊直後とよく似た感じだ。
本書の最後に書いてある「状況は基本的に健全である」
これは、最近も聞いた言葉だ。
この本は、一度読むことをお薦めする。
ロングセラーになっているだけのことはあるのではないだろうか。
今月半ばから、ポンド、ユーロが全滅だ。
理由はいくつかあるみたいだが・・・
英国の成長率は-3%、住宅バブルは米国よりひどい状態に・・・
英国は1月13日から空売り規制を解除した。
一部で言われているのは、英国大手ヘッジファンド「Man」が大量に売りを浴びせていると言うことだ。
Man Groupは世界最古の先物取引会社(ED & F Man)として有名だ。
英国の場合、決算報告以降最近になり銀行の不良債券が表面化してきている。
ヘッジファンドの3月解約の申し込みは、45日前ルールで2月中旬。
まだ売られる可能性が高い。
どうやら英国を含めた欧州に、証券化商品の残高が3兆6000億ドル有ると言われている。
そのうち、不良債権化したものでも、1兆2000億ドル有るとも言われ、問題が沈静化するには、かなり時間がかかりそうだ。
EUは2000億ユーロの財政出動をするとしているが、内訳はEUで300億ドル。
残りの1700億ユーロは、各国の負担になる。
ベルギーなどの小国は、金融機関の時価総額が、GDPの3倍に達しており、アイスランド
などと同じ状況下に立たされそうだ。
欧州は、国が助けれない銀行が沢山ありそうだ。
http://blogrank.toremaga.com/
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